|
ちょびっとだけ改変
●○●○●○●○●○● 恥ずかしくなんかないぞ 何でも言ってごらん ■フリーコメントスペース■ ※メールアドレスはこちら※ ぎんたまげ@excite.co.jp (太字をローマ字変換して下さい) 気まぐれに放り込んでます ◎たまげあんてな◎ カウンタ041115ヨリ設置 ライフログ
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
重い。先週に続いて更に重石を乗せたような今訓。陀絡編・高杉編・今回は煉獄関編とでも呼ぼうか、空知のシリアス長編てば回を追うごとに重暗くなってきてますね。えー何?ココ最近新たな毛色をチラつかせ始めたと思いきやイキナリ巨大鉄球プレス。重い重いよ空知さん。 「まぁまぁ 遠慮せずに食べなさいよ」さも当然のオプションとしてマヨネーズ特大トグロ巻きトッピングでカツ丼を奢ろうとする超極太っ腹警察役人・土方。カツ丼土方スペシャルつったって…銀さんにとってはハナクソと同義だよソレ。「何だコレ? おごってやったのにこの敗北感…」「鼻クソ入れたろ謝れコノヤロー」土方のキャラ絶妙だなあ。時折見せるライトなボケ口調とかギャップあるのに素だし。 「スゲーや土方さん カツ丼を犬のエサに昇華できるとは」(マヨ飯はウチの場合猫の餌に相当するな…)沖田の丼よく見るとマヨネーズ部分だけ避けながら食した形跡が確認され、ああコイツなりにこの上司には苦労してるんだなと思いました。 そんな土方のボケから今回は始まりましたが、核心的情報を既に掴んでいる辺り、沖田より彼の方が一枚上手だったようです。そんなに切れモノだとは思わなかったよ。しかも個人的感情で動くなと、まず全体を見ている。つーか近藤も知ったら何するか分からんタチらしい。まさに中間管理職的立場なのね土方。 国の実権を事実上にぎっているとまでされる敵さんの名は天導衆。恐らく天人主体の集団だろうが、個人的には某巨大軍事国家のアレなウワサの団体を彷彿させられた。まあ、こういう風刺はどこにも当てはまるモンですけどね。つーか三度傘デザメインが多いなここんとこ色々。鬼道丸道信、休みの理由が痔かよ!浣腸ギャグシャレになってないよ!!てか空知、テメーもか!?真ん中に穴の開いた座布団椅子に敷いてたりするのか!?(デスクワーク中心の生活習慣と食事には気を使おう) 山さんこと山本神楽(一時のマイブームによりねじられた設定)と、パスタ刑事こと新八(銀フォークに巻かれ喰われるが如き生き様)、道信家の張り込み二日目。神楽顔付きまで変えて、また何かに感化されている模様。「成長したなパスタ 俺の背中は頼むぞ」「ハイ 山さん」投げやりに神楽に合わせ相槌を打つ新八。しかし「スイマセン 背中ががら空きですが」とあっさり道信に見つかっちゃってますよ。その後続くシリアスな会話の中、アンパンのどに詰まらせて数コマに渡りもがき苦しむ神楽にワラタ。道信そのまま二人には気付かれず夜逃げ出来たろうに律儀。万事屋に出会い、今まで悶々としていた苦しみなどをぶつける事が出来、更に旅立つ決心が出来たということへの礼を示したのだろう。 「…もっと 早くに あんな奴らと出会いたかった」 先週たった数ページしかないトコに詰め込みすぎの道信エピソードだったけど、このセリフを言わせたかったんだろうな。アレだなあ、本編としては数週で終わらせなきゃいけないにしても道信との語らいのシーンは一話取れたらじっくり出来たのになあ。今週も巻きでやってるけど。 そこに天導衆の追手、刺客である鬼型天人・鬼獅子の槍の一突。 「アレ 先生どうかしたの?」「ひょっとしてまた泣いてるの?」「何かまた嬉しいことでもあったの?」「ホントに先生は泣き虫なんだから」 「…そーだな ホントにそうだ …幸せ者だよ 私は…」 涙を流しながら、道信は眠るように息絶えたのだろうか。前回涙を流すシーンを明白に描いていないのは、より今回を映えた見せ方にさせるためだったようで。泣き虫先生道信、子供たちを傍にして死ぬのは悲しいが、戦場で孤独に命を落とすよりはきっと幸せだっただろう。 物語は更に新たな局面へ。 雨の降りしきる日、万事屋にやってきた沖田から道信の訃報を受ける銀時。アレ?雨のシーン初めてじゃネ?余程今まで雨が演出に使えるエピソードがなかったって事だね。土方の忠告や、近藤への忠義もあるのだろう沖田、役人的処理に徹するも歯痒い思いを銀時に溢す。そうして彼が去ろうとするさなか、道信の子供たちが銀時に渡された名刺を頼りにやってくる。ホントは道信自身に万事屋頼って欲しかったよなあ、そうだったら或いは…と過ぎた事に思いを馳せてもいけないやね。道信もそんなタマじゃなかったんだろうし。それはそれで生き様だろ?みたいな。 「お願い! 先生の敵 討ってよォ!」 ドッキリマンシールのレアモノ「やかん大王」を筆頭に依頼料としてなけなしの大事な宝物を差し出すガキ供。今でもドッキリマンシール集めているらしい銀時の心の琴線に触れたせいなのかどうかは不明だが、それを片手に彼は独り敵陣へ向かおうとする。抜け出した子供を追って来たであろう土方は銀時に問う。「解せねー わざわざ死にに行くってのか?」 「行かなくても 俺ァ 死ぬんだよ ここで立ち止まったら 魂が折れちまうのさ」(一部抜粋改変・本誌嫁) その言葉に目を見張るは新八、神楽、そして沖田。 「…己の美学のために死ぬってか?」と未だ理解出来ない土方。しかし「男はみんなロマンティストでしょ」と新八神楽は銀時の後に続く。同じようにガラクタ同然の子供たちの宝物を携え。更に流れを注視していた沖田まで鼻眼鏡で「すまねぇ…土方さん 俺もまたバカなもんでさァ」そこで玄関の戸口は閉められる。頭を抱える土方であった。 次回に向け静かな引きを持つ今回は中編ぐらい?もうニ、三週は続きそうですが。でもって新八神楽の張り込みの間、銀時は桂に打診していたのではと勝手に予想。意味不明なギャグでも伏線にしたりする作者ですから、ちょっとした会話やキャラの動作にも藻を配らないといけんとですよ。 そうね…気を配らなきゃね…タイトルの由来めいたセリフとかね… つーかデジャヴなんですよ。春雨中編と。あの最終回に向けた引きと誤認されたシーンと。大西の煽りも!!あああ凄い不安だ。巻末コメントも先週は怪しかった…この場合打ち切りじゃなくて円満終了に当たるでしょうが。掲載順上位だけど遊戯王やシャーマンキングみたいな事もあるから全く予測つかない。春雨の時は信者になるかならないかフラフラしてたので2ちゃんスレとかみてて住人の慌てふためきっぷりにニヤニヤしてたもんですが、ちょっと今回痛いほどその気持ちがわかるわ。昔はいつ終わっても作家性が好きだから次の作品どんどん見れれば問題ないと思っていたもんですが、銀魂という作品自体に惚れこんじまったんでしょうねィ自分は… 役人という立場に翻弄されながら、結局銀時らに感化された沖田。世の不条理さは割り切れても、信念に命賭けることには共感しかねる土方。この二人の人物像も結構見えてきましたね。 今週の作画はニュートラルな感じだなあ。このぐらいが作者の通常画力っていうイメージがなんか自分の中に。土方の横顔がちょっと多くてウザイけど。 鬼道丸なんとなくググったらひょっとして魔人学園がヒントなのか?真選組血風帖といい、こっちヒントにしたっぽいね。しろくろも連載化してたらこんな世界観だったかも。 つーかも一回ググってみたら興味深いモノが。そっちか!? …今回「他テキストログ見てから纏める」って即興版で言うじゃな~い? でもアナタ、実際はそんな時間ありませんでしたから!残念! 即興版 レビュー一覧に戻る
by gintamage
| 2004-10-25 08:20
| 駄文~感想総括~
|
ファン申請 |
||