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ちょびっとだけ改変
●○●○●○●○●○● 恥ずかしくなんかないぞ 何でも言ってごらん ■フリーコメントスペース■ ※メールアドレスはこちら※ ぎんたまげ@excite.co.jp (太字をローマ字変換して下さい) 気まぐれに放り込んでます ◎たまげあんてな◎ カウンタ041115ヨリ設置 ライフログ
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デリバリーアシスタント始めました。銀魂気管理人です。 知人宅に 略してデリアシ(いや チェンジとかそんなんないから)。 やっと一旦開放されたと思ったらもう火曜日だよ。(※このテキスト作成時です) いつもならとっくに早売りジャンプ読み終わってる頃なんですがね、 今買ってきましたけどね。いやー、最高だね。 仕事明けの一杯にも勝るものがあるよジャンプ。 ああでも、感想書くのはこれからになるのか… また手伝いには合間縫っていく予定だし、書けるのかな… 漫画作業の経験値は素人並ながらも、 知り合い同志ってなこともあり 気張らず、寧ろでしゃばりつつ楽しんできましたよ。 そんなわけで、ジャンプの感想の前に 漫画家を目指す良い子の為にならないレポートが出来上がりました。 ※本当に役に立ちません。ただの散文日記ですので。 ※当事者が携わるのはどこの何かとかは伏せさせていただきます。 ※この駄文はフィクションとしてお楽しみください。 まずは買出し。 数年前から放置していたペン軸とか定規だけ持って出かけ、 インクとか他に必要なものは画材屋で調達。 領収書をもらう(なんかソレっぽーい!!)。 友人宅に到着。 即座に家捜し開始。 「すげー!某出版社の銘入り専用原稿があるー!!」 「タダでいっぱい貰ってきたけど 今回分はまた別の出版社だから使えないんだよね…」 因みに銘入り出版社の某漫画雑誌は本当に担当が数人付くらしいです。 ギャグ担当とかストーリー担当とかキャラとか…力入ってるなー ラストサムライの感動を分かち合う(借りてた)。 「そういや居合刀貸してたよね」(※魂気の中の人は昔居合道場通ってました) 存分に振り回す(私が)。 何とはなしに帯刀の仕方を示したらとんでもないことが判明。 「あ 下書逆に描いちゃった」 「あ でも居合じゃないならそれでも…他はよう知らんけど」 「じゃあキャラ半分だけ描き直す」思わぬ展開に。 (※後日ラストサムライを検証したところ、トム・クルーズは刃が上、渡辺謙は刃が下。でも脇差は上。殺陣やる人(真田氏尾やボブ(仮)とか)はほぼ上っぽかったけどエキストラさんは下が多めだったような…長い太刀は居合だと抜きにくいから逆なんかな。因みに銀魂では初期は銀時も真選組も刃が上ですが、アシに任せる機会が多くなったせいなのか現在はランダムなようです。アバウトだな) 「てか 描き直しとかしてて間に合うの?」 しかしよくよく聞いたら今月中の分は30P程で他はまだ余裕があるとか。 暫く付けペン握ってなかったので練習。 こんなレベルでも借り出されてしまうぐらいアシは不足しているのか。 新人だからコネと金が無いってのも大きいらしいですが。 スケジュールを改めて聞いたのですが…その量は無謀だろ。 大丈夫なのか?この二人で。 とりあえず枠線引きと集中線、あとウニフラとかベタフラを任せたいとのこと。 「ところで先生!ベタフラとかどう描けばいいんですか?」 「分かんない。知らないの?」 「先生―――!!」 なんとか適当に編み出す。でも効率悪そうなので保留。 集中線は見本にONE PIECEの単行本を示される。 というかONE PIECEの集中線が理想らしい。 作業中は終始ONE PIECEが大いに役立つ。 グロい描写に効果線を頼まれここで事件が一つ発生。 かき込んでいるうちにのめりこんでいった 魂気の中の人の手により思いっきりグロくなってしまう。 「コレは…アレだ…直さないと…」 「グロくしろって言ったじゃん!!」 「グロすぎだー!!(今回手伝ったのは女子高が舞台の漫画)」 「じゃあ モザイクかけよう」 「ああ、アリかもねー…この少女はこのモザイクの中を見て怯えている訳で読者が想像力を掻き立てられて味わいが増すかも…ってそんなシーンじゃねーからコレ!大体出版コードに引っ掛るこの中身ってどんな画像!?(ノリツッコミ)」 「あっひゃっひゃっひゃっ」 なんとか作風に合わせた仕上げで調整することになりました。 ホントスンマセンでした。マジで調子に乗りすぎてました。 「断ち切りのやり方って最近編集さんに聞いて初めて知ったよ」 「うすた京介みたいだね(うすた氏はベテランなので更にうわてですね)」 「この漫画雑誌参考になる効果とかタッチ無いよー!!」 「PC処理かな…アナログ作業で手間かかるタイプのは最近使ってないみたいだね」 「アレだな…なんか漫画家入門とかマニュアルって小中学生の時に 読むものかと思っていたけど…今メッチャ必要な気がするんだが」 「あー、欲しいかも。領収書切っていいから今度買ってきて」 …「アシスタントさんに聞いてみないと分かりません」どころじゃないよ アシスタントに聞いてみても分かりませんというこの事態。 ホントに大丈夫なのか――!? …とか思っていたら、下書は既に担当チェックも済んでいるので、 あとはペン入れだけだし、時間的には何とかなりそうとの事。 (※推測するに、空知氏の「しろくろの〆切が三週間」ってのはネーム通った時点での猶予でしょうね。慣れない新人が「一人で三週間45P下書から」は確かに辛いかも知れないです) ペンからの作業や仕上げなんかよりも、 ネーム、そして下書に時間を主に食われるみたいですね。 ペン作業も、人物よりも効果とか背景の類に それ以上の時間が掛かりそうな感じです。 メインに見せるキャラそのものよりも、 映えた出せる基盤となるそれぞれのパーツに 非常に時間を費やすわけです。 でも、この作業比率ってのは、 読者の目が作品を読むスピードと反比例していますよね。 第一にキャラを追ってみているわけだし、 物語や背景、シーン効果などは キャラを映えた出せるための添え物的でもあるわけで。 メインを魅せる、立たせる、そのホンの一瞬のために、 見えない箇所への細かで確かなメイキング作業が必然というのは 何事にも言えることだと思います。 万物にプロジェクトXは宿っているのね。 有難みや感謝はコレを知ることで生まれるとしたら 現在はこれ見よがしだったり、必要以上に隠匿したりで 上手く伝わらない時代なのかしら、とかちょっと物思いに耽ってみたり。 なんだかんだで時間は過ぎ 作業終了後はDVD解説付きで眼鏡萌えについて熱く語られ、 デリアシ第一回目は終了となりました。 かんりにんは レベルが 上がった! ペン入れ能力が 一つ 上がった! 無駄な業界知識が また一つ 増殖した! かんりにんは 領収書切りを おぼえた! かんりにんは 枠線引きのコツを おぼえた! かんりにんは 集中線を おぼえた! かんりにんは ウニフラを おぼえた! (今DQ風にこんなん書いてますが、アシしてた現地ではアウェイな為か、 FFのレベルアップの音が脳内に響いてましたよ) 最初に役に立たないって断っといたよね? …だから…謝らないぞ!! ■
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by gintamage
| 2005-05-26 00:14
| 雑記~徒然書込~
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