|
ちょびっとだけ改変
●○●○●○●○●○● 恥ずかしくなんかないぞ 何でも言ってごらん ■フリーコメントスペース■ ※メールアドレスはこちら※ ぎんたまげ@excite.co.jp (太字をローマ字変換して下さい) 気まぐれに放り込んでます ◎たまげあんてな◎ カウンタ041115ヨリ設置 ライフログ
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
今回の銀魂六十四訓において、 “「シュチュエーションコメディ」として秀逸な回だった” という感想をチラホラ見かけました。 え?アレってそういうジャンルの話だったの? 楽屋ネタに気をとられて、構成に関しては無頓着だった自分に反省。 …ていうか、 シチュエーションコメディってなんですか? 早速ググりましたよ。 シチュエーションコメディ: 日本では三谷幸喜が雄らしいですね。 うーん…でもいまいちピンと来ませんね。もうちょっと潜ってみました。 このサイトのページが分かりやすい感じでした。 基本的に「場面」が展開しません(例外も)。 舞台セットは変わらなくても勝手に場面が変わるコメディはシチュエーションコメディではありません。基本的にシチュエーションコメディとは、コメディの上にわざわざシチュエーション(場面)という言葉をつけているぐらいですから、シチュエーションがないがしろにされてはすでにシチュエーションコメディの範疇からはずれていることになります。 場面転換しない。終始セットが変わらない。 そのセットというシチュエーションを活かした作品。 コントやコメディの舞台に似たようなモノですかね。 シチュエーションコメディにはさらに、コメディ(喜劇)とファルス(笑劇)というジャンルに分けることができます。コメディが人間が抱えている葛藤を重点的に描くのに対し、ファルスは事件に巻き込まれる人間の葛藤を徹底的に描くといった感じです。コメディとファルスを比べた場合、より笑いの密度が高いのはファルスです。コメディが得意な作家としては「ニール・サイモン」「永井愛」「水谷龍二」、ファルスが得意な作家としては「レイ・クーニー」「三谷幸喜」が有名です。 更に大別すれば六十四訓は「ファルス(笑劇)」ですね。 スナックという舞台(シチュエーション)を活かし、酒の肴にヒロインスタンスを論じて巻き起こる騒ぎ(事件)。+第三者の視点として神楽のツッコミ。 フムフム。 となると、他にも銀魂には、 シチュエーションコメディとして成り立ちそうなエピソードがありそうです。 花見 (第十七訓) 花見が舞台 怪談屋敷 (第三十三・三十四訓) 真選組屯所が舞台 ゴキブリ退治 (第四十七訓) 万事屋が舞台 デリバリー大工 (第五十四訓) 万事屋が舞台 花見は場面転換0なのですっぽり当てはまると思います。 他は同じ場所ながらチョコチョコ違う場面が出てきたり、 幕間的カットがあったりと、一見相当しないようにも取れますが、 舞台やドラマでやると仮定すれば、ワンセットでも可能なものだと思います。 そうなると、ナースのウッチーの回(第四十六訓)も多少苦しいですが、 プロローグのエピソードをマルッと省けばイケそうな感じです。 … もっと詳しい人、誰か居ませんかね。 銀魂はショート・ショートというか、 短編の教本(テキスト)としても優れていると思いますので、 少しずつそういう視点から作品を解析していくつもりではありますが、 なんせ疎いもので… まあ、結局自己満足なので、 マイペースに取り組んでゆく所存で御座います。
by gintamage
| 2005-04-08 12:24
| 魂考~解析銀魂~
|
ファン申請 |
||