|
ちょびっとだけ改変
●○●○●○●○●○● 恥ずかしくなんかないぞ 何でも言ってごらん ■フリーコメントスペース■ ※メールアドレスはこちら※ ぎんたまげ@excite.co.jp (太字をローマ字変換して下さい) 気まぐれに放り込んでます ◎たまげあんてな◎ カウンタ041115ヨリ設置 ライフログ
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
やあみんな、憧れのあの娘からはチョコGETできたかな?そんな乙女チックな誘導尋問気味のギンガムチェックセンターカラー表紙は携えるチョコを無表情に食す銀魂ガールズ。更に負け犬をあざ笑うが如きカラー裏の企画。果たしてこの漫画はモテナイ男児諸君にとって敵なのか味方なのか。それに本編違うやん、全然何もバレンタインとかけてないよ!!てな感じの今回は漢の憧憬を背負って旅する意外な人物が初登場!星海掃除屋訪問騒動。前二話の反動か、男女の色恋沙汰なんかこれっぽっちもなかったわけですが何か? 「なんだよ~ 昼飯の時間だってのによ」 と、イントロはターミナルの整備士たちの愚痴から。到着した船体の異物確認調査に駆り出されたらしい。「えいりあんでもとりついてたんじゃねーだろうな?」ここで雑談の話題は映画『えいりあんVSやくざ』シリーズに。「ものスゴイ数のえいりあんとものスゴイ数の竹内刀が闘うんだ」一体どんな映画だ。続編毎に大味になってゆくのはここでもお約束なのか。番外編ぽいけど。この一様の映画馬鹿トーク、妙にリアリティあるなあ。と、そんなご歓談中に上に気配を感じる二人。見上げれば…「ぎゃあああああ!!」ホントに恐そうなえいりあん出ちゃった―!! 「うるせェェェ!デケー声だすんじゃねー!!」 えいりあんが喋ったー!!と思いきやそのぐったりとした腹の辺りに男の姿が。コートにグローブとブーツ、ゴーグルに包帯ぐるぐる巻きと何やら重装備。「二日酔いで頭ガンガンしてんだっつーの…なーんで地球まで来てえいりあん退治せにゃならんのだ…」どさりとえいりあんの巨体を床に降ろし、ぶつくさ言う言葉の端々からは只者ならぬ雰囲気を漂わせています。「警察に連絡つけてくれるか? 星海坊主っていえばわかるからよ」迎え酒をあおりながら整備士に依頼する様には余裕と貫禄が見え隠れ。一体何物? 「ハイ もしもし 万事屋アル」 所変わり万事屋で電話を受ける神楽ちゃん。…家、何事もなかったかのように復活してる――!!(二週待ったけど)まあとりあえず一安心。けど電話の相手は怪しさいっぱい。「拙者 拙者…拙者だって!」「銀ちゃん!?」いや一人称からして違うだろ。「妊婦はねちゃって」「とどめさして逃げてこいヨ」これは銀時本人からそう教わってそうだ…しかしめげない電話口の声「金が入用なんだ…振り込んでくれ!」「マジでか」神楽、間に受け外ヘ飛び出した―!ヤバイぞ~TV通販の時みたいにはいかないぞコレ! 「あだだ ふき過ぎた」 主人公銀時、今回はジャガーさん的に厠からご登場。結局ウォシュレットカスタムは再設置されなかった模様。「アラ?今 誰か出てかなかった?」「ああ 神楽ちゃん…実家からじゃないすか?」せんべい齧りながら呑気に答える新八、仕事なくて暇そうにTV眺めてます。丁度ワイドショーの特集は『拙者拙者サギ』さっきの電話だ―!!「ん?」すぐさま気付いた二人。定春が不思議そうに眺める中速攻後を追うが間に合うのか!? 「星海坊主? なんでィ?そりゃ」 またまた場所は変わって真選組屯所。棒アイスを齧りながら部下に問いかける、ユルユルモードの沖田。それに構わず部下達は襖の隙からその星海坊主を拝もうと躍起になっている。「ちょ 俺にも見せてくれィ」興味を惹かれ供に覗く沖田。近藤の正面に見えるのは例の白マントの男。「最強とうたわれる掃除人で…数多の星を渡り数多くの化け物を狩ってきた男…生ける伝説ですよ」イメージシーンの、砂ぼこりをバックに独り怪物の上に立つ勇壮な姿がそれを物語る。そんな人物にえいりあんの忠告を受け、やや恐縮気味の近藤だが「地球へは?やっぱりえいりあん狩りですか?」ライトにこんな質問投げかけてますよ。「キノコ狩りみたいな言い方やめてくんない」キノコ狩りって言葉はコレで三度目ぐらいですかね。内地では気軽に出来るアウトドアだったんでしょうか。 「ヤボ用でね」プライベートなせいか、はっきりとは答えない星海坊主。「さてはコレですか?」ニヤリと小指を立てる近藤。「クク 女には違いねーがな」謎が深まる星海坊主の言葉。女って誰だ!? 「ふん!ふん!ふんごォォォ!!」 その頃、神楽は大江戸信用金庫で米袋を振り回していた。「おじょうさん 振り米じゃなくて 振り込めじゃないの?」「うるっさァァい!あっちいってろメガネ」神楽、銀時のために精一杯の勘違い。やっぱりお金は無かったみたい。そこに様子のおかしい客の坊さんも現われもう一波乱の予感… 「何…星海坊主が?なんだってそんな大物が グスッ」「アレ?トシ 何かあったのか?」 他方、『えいりあんVSやくざ』鑑賞後、感激のあまり涙声で鼻をすすりながら近藤の無線に答える、どう見ても巡回中だったっぽい土方と同僚。お前等もサボったりしてるやんけ!「えいりあん?」聞くや否や近藤局長の通達も話半分でパトカーは急発進。「えいりあんがなんぼのもんじゃあああ!!」「トシ どうした?」「竹内アニキの敵じゃあああ!」「誰だ竹内さんって」「ミナミの帝王じゃああ!!」すっかり任侠に染まりまくった二人。仮にも警察機関だろ。「なんだかよく分からんが今から言うことをよくきいてくれ」とりあえず状況を述べる近藤。寄生型えいりあんに寄生されたモノは目にクマが出るからそれを目印に探してくれと。山崎も二人組みで探索中の模様。土方は暴走止まらず関係無いクマのある酔っ払いに絡んでますよ。 「パンダを探せ」と局長。「パンダだ パンダダじゃないぞ パンダだ いや今の『た』はそーいう『た』じゃなくて」自分も混乱してますけど。緊張感高まる隊員の捜査の中、相変わらずユルイ沖田は一人で屯所のお留守番。上着もうっちゃり、明らかに捜査命令の中でもサボってます。部下の手前は着てたのにね。やっぱりそうなると土方はナメられてますね。部下の前でより脱力してましたもんね。そんな彼がまったり寝っ転がって視るTVに映っているのは銀行に立て篭もる「パンダダ」坊さん。沖田、呟きに緊迫感0。近藤局長に報告しようよ… 「…遅かったか」「え?まさか 神楽ちゃん? コレ神楽ちゃんが?」 銀時、新八が到着時には既に銀行前は大騒ぎ。当然騒ぎの主は神楽だと思い込む銀時。「金を売り込もうとしたのはいいが 当然金なんかあるわけねーだろ……そしてこんな凶行に」実際は振り米程度でしたけどね。銀時、思い込みから覚悟を決めて入り口前に進む「俺が止めずに誰が止める 奴の家族がここにいてもそうするはずさ」保護責任者としての自覚なんてあったっんだ!!「ぎっ…銀さん 僕も行きます!」珍しくキメた銀時に心打たれた新八も突撃―!!オープン・ザ・ドアー! そこには、神楽の胸倉を掴み上げ、えいりあんゲロりつつあるパンダダ坊主の姿が。 「間違えました」 ウィーンとそのまま閉じられる自動ドア。「ギャアアアアア!」「化け物いたァ!」野次馬騒然、方々の呈で逃げ散る。「…いや~良かったな 神楽ちゃん犯人じゃなかったみたいだよ」「…なんか襲われてませんでした?」「親父だろ アレ 電話っつーのは親父からで…」「そーか 親子の抱擁か」銀時新八、勝手に状況こじつけてその場を去る気だ。結局いつも通りだ。「銀ちゃ~~ん ひどいヨーなんで助けてくれないネ」「ぎゃああああ!!」彼らの足首を捉え引き止める神楽、全身ものっそい親父さんの内臓的なものにくるまれエライことになってます。「神父の件はどうなった?カタついたか?」妊婦だろ。こんな状態でも銀時の心配してくれてるのが健気。こんな状態でも騙された事に気付いてませんが。そしてでろでろ坊主が親父でない事が判明するも事態は悪化する一方。「神楽ちゃん 離しなさい!!メッ!!」メッ!!って定春の躾じゃないんだから。「お前ら全員道連れじゃー!!」神楽も非道な彼らに情けなし。ココ、桂の爆弾テロ時とは逆パターンになってますね。相変わらず存在しないままなんですね、この三人間の自己犠牲心。 んな醜い三つ巴で阿鼻叫喚の大江戸信用金庫の中へ、人は逃げ閑散とした表から男が一人。物怖じせずに言葉を放つ。 「おっ いたいた」 逆光を受け、強い存在感を放つ姿に目を剥く銀時。例の掃除人・星海坊主の登場である。マントの内から振り投げた武器で寄生型えいりあんを一撃。叩きつけられ粉々に砕かれた壁と、屠られたでろでろを見て呆気にとられる万事屋三人。そこに突き刺さる見覚えのあるモノ「…オイ あの傘…」「探したぞ 神楽」その声に振り返ると覆面白装束の男、星海坊主がいる。しばし続く沈黙。それを打ち破ったのは神楽の言葉。 「…… パピー?」 「ぱ」「ぱっ ぱぴィィィィィ!?」 …な、なんだって―――!!なんと神楽は星海坊主の愛娘だった!? 驚愕の引きで次回へ!! 怒涛の新展開。コレが夜兎編なのでしょうか。編といってもメインは三話超えたためしがないですが。いつもながら繰り返すネタの中に、更に定期的に見られる新たな試みがなされています。底なしの多重奏構成力とチャレンジパワーには脱帽。ニューフュージョンもっさり。神楽の夜兎編突入ていっても、オチに至るまで全然気付かなかった。テーマも良く分からなかったし。この「気付きにくい」造りが果たして作者の狙い通り、ミスリードを狙ったものなのか、それとも分かりにくくする意図は無くて失敗しちゃったのか良く分からない。そこが私としては未熟と感じる難点。なんか凄そうだけど、ハッタリ感も否めないところがというか。 一見キャラメインのドタバタ劇なんですけどね。軽妙なテンポながら中身が物凄く濃厚。大きな視点の流れがはまず二つ。宇宙最強の男と任侠映画と真選組、という格闘モノ系ルートと、擬似家族と実家の例え話とホントに親父が来ちゃったというアットホーム系ルート。ベクトルは星海坊主の目的に向かってオチています。主体は星海坊主だけど、主人公メンバーに食われちゃってるってことが妙な騙し絵見てるのと近い感覚を呼んじゃってなんか。ともあれ、ドタバタの隠し味としては極上。星海坊主のコマの後に神楽のシーンがあるのも二人の関係を暗喩させていたけど、最後まで読めなくてやられたとも思ったし…なんだこの万華鏡漫画。一見無関係な映画の話題、他方は家族の話題が展開に絡んでくるのも上手い。今回構成の妙が多すぎて列挙しきれない悪寒。とりあえずもういいや。 はーい次キャラ語ります。星海坊主、まあ名前とか見た目は分かる人には分かるパロですね。この辺のセンスは宇宙戦艦と同種のものか。包帯ぐるぐるとかは日に弱い夜兎族という設定への伏線でもあったのか。神楽初登場時の回想コマではハゲっぽかったが実際はどうなのか気になる。作者としてはニヒルなカッコよさを描きたかったみたいだけど上手く伝わりきれてないかも。今回分だけで言えば声優さんは内海賢二が似合いそう。神楽、今回メインで出張りきれてないな…振り米ボケが強烈過ぎ。そいから内臓でろでろ触手ってエログロモチーフなのにエロス匂い立ちすらしてません。いや私の思考回路がアレなだけデスかそうデスか。真選組、今回はなんかキレイなポジション。少ないシーンの中、主要面子それぞれの行動と掛け合いが特徴だってて面白い。銀時新八カッコよくキメ損ない。「間違えました」って神楽止める気はあっても守る気は無かったのか。仕事する気もなさげだったしパピーに合わす顔がないヨ? 表紙、パー子が居ますね。チョコ食う側だったらどっちでもいいのか。珍しく目がキラめいてるんですけど。煽り文句いっぱいですが銀魂らしさアッピールはこのぐらいでむしろ丁度いいのか?カラーの女性群、無愛想にも程があるぞ。一人一人持ってるチョコが違うのはキャラに合わせてあるのか楽しい感じ。陸奥の色こうだったか。金髪で描いちゃったけどまあいいや。陸奥はファンサービスだろうなあ。登場一回きりだけど印象強いし。表紙裏の企画はホント何がしたかったのか。 表紙然り、沖田の棒アイス然り、何かを摘んだ形が描けるようになって嬉しそうな感じでいっぱいの手。神楽のチョコの持ち方と手の角度矛盾してるけど。手一杯って奴ですか。そいから「異物が”とりついていた”」が初っ端の台詞から出るのはおかしい。「とりつく」はまず無生物には使わない。異物はモノなのか生き物なのかこの時点では判明してないし。単行本修正ありそう。本編ラストの星海坊主登場シーンは今までに見ないカッコつけた静かな演出(静寂と逆光の影トーン)で空知氏的新境地かも。 第六巻は桂が表紙とのこと。巻末コメント見たら風邪ひいてたらしい空知先生。絵に影響は見られてないのでたいした事はなかったみたいですがお大事に。 ※ウイスキーボンボンのボンボン:ボンボンはフランス語で砂糖菓子。(ラテン語語源でbon≒良い、おいしい→日本語古語で言えばアメに値する単語か)…ってタイトル、内容じゃなくて企画に便乗してるじゃん!そりゃ扉絵見たら誰もが予告通りのバレンタイン話想像するわ!いいんか!? ※えいりあんVSやくざ:エイリアンとプレデターのあいの子と任侠モノのミックスパロ。エイリアンシリーズって元ネタも概ねあんな評価だったような。やくざ映画は観た直後は影響受けるってことの例えに良く使われる。両方ちゃんとネタとして反映させてありますね。 ※竹内刀:元ネタは竹内力。最初竹光刀って誤読しちゃって大量のナマクラ刀での宇宙チャンバラを想像しました。 ※星海坊主:砂坊主読んでたんだ…と思ってたらこっちの方かも知れないですね(ジャンプ妄想局より引用)。キャラに空知らしくない違和感があったのはどちらにせよリスペクトが強すぎた分かも。作中で真選組も憧れを抱いているみたいだし。 ※拙者拙者サギ:オレオレ詐欺ネタ使うとはおもわなんだ。レトロネタばっかりだったし。 ※ミナミの帝王:原作は漫画ですが竹内力主演でDVDがでてますね。てかコレ金融の話やないですか。 ※えいりあん:ひらがなで和風ぽく書かれちゃうとコレを思い出してしまう。 ※パンダダ:DQⅢのガンタダを髣髴させるイントネーション。…ん?ちょっと待って、ガンタダなのかカンダダなのかガンダダなのか分からなくなってきた…そしてカンタダが親父だった気もしてきた(ドット絵が同じ) ■
[PR]
by gintamage
| 2005-02-16 16:53
| 駄文~感想総括~
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||