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ちょびっとだけ改変
●○●○●○●○●○● 恥ずかしくなんかないぞ 何でも言ってごらん ■フリーコメントスペース■ ※メールアドレスはこちら※ ぎんたまげ@excite.co.jp (太字をローマ字変換して下さい) 気まぐれに放り込んでます ◎たまげあんてな◎ カウンタ041115ヨリ設置 ライフログ
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花見の旬も酣に、友人というか知り合いが嫌でも増えまくる年度の初め。公私共々、付き合いてのは社会生活には欠かせません。だがしかし、組織の一部として従事しようにも上司も部下も信用出来ない、最終的には土方な銀魂・第六十五訓。今回のメインは松平が率いる我らがコント集団真選組だ!恋愛幻想破壊依頼行。恋愛沙汰を彼らで扱うなんて柄でもない気もしますが、今ここで初めて明かされる、土方の哀しい過去、そして最後に示された真実の愛に誰もが共感できると思います…みたいな? 「決戦だよ 奴も奴の企ても全て潰す」 始まりは、何やらヤバげな密談中の松平長官と真選組面子の近藤、土方、沖田の登場から。料亭っぽいところなのに鉄板でもんじゃを焼いてます。それでもかなり緊張感漂う空気。近藤「俺達の命もアンタに預ける」と覚悟の意を表明。え?何が始まるの?また攘夷テロとか?このままシリアス展開に雪崩れ込むのかー!?…と、松平が去った後、強張る面持ちで近藤が静かに口を開きます。「トシ…総悟 一つ確認しておきたい事がある」「なんだ?」 「……奴って誰かな?」「しらねーのかよ!!」 あ、コレ多分違うね。…奴って誰かな? 「おー 栗子 ワリィ ワリィ 遅れちまって 待ったァ?」 「いえ 私も今来たところでございまする」 所変わって“大江戸遊園地”入り口前で待ち合わせする男女の姿。一方はチャラチャラが擬音化するほどのチャラ男、女性の方は口調も浮世離れしている、可愛らしい乙女と随分不釣合いなカップルである。ん、栗子?…ってことは「奴って アレかァァ!? 娘の彼氏ィ!?」この土方のツッコミで奴の正体が確定。 「彼氏じゃねェェ!認めねーよ」と私情だけの松平に土方も「俺はお前を警察庁長官なんて絶対認めねーよ!」と切り返しますが、更に沖田が言葉尻を受けて「俺もアンタが真選組副長なんて絶対認めねーよ!」と、どさくさにまぎれ暴言を吐く始末。「おめーはだまってろ!!」いつものサディスティック攻撃に動じずとりあえず締める土方。 「冗談じゃねェ」非番でなかったせいか帯刀してきていた土方、気力をそがれて帰る気満々なのに「抹殺してほしいだけだ」とそれを引きとどめるとっつァん。「マフィアかお前は!」「警察なんてほとんどマフィアみたいなモンだよ」「長官がとんでもねー事言ったよ」稀に見る親バカっぷりに呆れかえる土方、近藤にも提言を求めますが…「誰が近藤だ」 「殺し屋ゴリラ13と呼べ」 そう言い放つ近藤、松平同様にグラサンをかけライフル装備完了。「13ってなんだよ?」「今年に入って13回女に振られた」お妙さん×13?栗子の幼少期から見知っていた近藤、己の大嫌いなチャラ男タイプよりは「俺みたいな質実剛健な男が似合っている」とさり気なく男の価値をアピールしますが「いや お前みたいな奴はいやだ」「俺みたいな豪放磊落な男が…」「いや お前みたいな奴はいやだ」お父さんはコンボで即ハネ。お妙にのみならず、何故嫌がられるのか真剣に考えた方がいいみたいですよ近藤さん。 「いくぞ とっつぁん!!」なんだかんだで結託して栗子のもとへ向かう松平と近藤!「ヤベーな…止めにいくぞ」と土方、今度は沖田しか居ないんで沖田に助け舟を求めますが「誰が 総悟でィ」 「俺は殺し屋ソウゴ13」 既にグラサンライフルでヒットマンスタイル。「面白そうだからいってきやーす」やっぱりノリノリでした。一人残される土方、止められるのはもうアンタしかいない! 「野郎…やりやがるな コレを選ぶたァ」 回転木馬の上からチャラ男を狙おうとする三人。「いつになったらコレ 奴等に追いつけるんだ」そんな阿呆なヒットマン達に馬車の中から見張りにきた土方が罵声飛ばします「これメリーゴーランドだぞ!!」かなりシュールな光景ですね。「永遠に回り続けろバーカ!」「メリーとパント?…大人の遊園地ならいったことあるけどな」それは回転するものが色々違います。 「外見だけであの男の人間性まで否定する気にはならねーよ」 とは土方の弁。コーヒーカップならぬ回転する茶碗にて、様子を見ながらの作戦会議。「どー見ても悪い男だろ アレ だって穴だらけだよ!」ピアス穴がいっぱいのファンキーなスタイル、やはり相手の親は退くもんです。「ああいう年頃の娘はねェ ちょいと悪そうなカブキ者にコロッといっちまうもんでさァ」悟りきったような口ぶりの沖田。隣で近藤が目を回してますが、なんか局長よか彼の方が女性経験豊富そうです。それと松平さんの方は悪そうなのがちょいとどころじゃないのがモテないんだと思います。 色恋に外見も人間性も関係ないという含みを匂わせながら、土方は三人を説き伏します「まァ 良くも悪くも 愛だの恋だのは幻想ってことさ…そいつが壊れりゃ夢から覚めるだろ」殺すまでいかなくとも仲を裂くことは簡単だということですね。「幸い ここはうってつけだぜ」抹殺作戦から幻滅作戦になんとか移行。でもどうやって? 「七兵衛様 私 アレに乗りたいでござりまする」「オイオイ マジかよ~~」ジェットコースターを目前に、いちゃつくバカップルな七兵衛&栗子。「一緒に乗りましょうでございまする」「えー だってぇ」その背後に近づく謎の影。「ガタガタ言わずに早く乗れや ホルスタイン野郎…さわいだら 穴がも一つ増えるぜィ」ソウゴ13だー!!刀で脅され汗だくの七兵衛。「…やっぱ乗るか 一緒に」「マジでござりまするかァ!!」口調も可愛い栗子ちゃん、裏で黒い思惑が蠢いている事も知らずジェットコースターに乗り込みます。 「大丈夫なのか こんなんで?」監視のために乗り込むも不安げな松平達ですが「超ド級S」という土方のお墨付きの沖田ならば、きっとやってくれるでしょう… 「ウンコしろ ジェットコースターが帰ってくるまでにしてなかったら殺すから」 「え"え"え"え"え"え"え"!!」 匕首差し向けてとんでもない要求でたー!!サディスティック×スカトロでS度も二乗の沖田総悟。「降りたら殺すぞ」とか言ってる間にコースター出発!「どうだ様子は!?」揺れに耐えながら前方を見やる土方と松平。アレ?なんか飛んで来たよ? 「え"え"え"え"え"え"え"!!」沖田だー!!二人の顔面に強打しつつ、何とか振り落とされずに留まるものの「ベルト締めんの忘れた!ベルト締めんの忘れた!」稀に見る慌てふためきっぷり。「はわわわわ」「なんだコイツ!さっきと別人じゃねーか」松平の突っ込みも宛ら、取り得にすらならなかった沖田のSっぷり。「Sだからこそ打たれ弱いの!ガラスの剣なの!」触るものみな傷つけつつも繊細なんですね。土方、まったくもって今まで甚振られ損で御座います。とばっちり受けてるし。 さて、アトラクションも終わり「七兵衛様…座高が…少し高くなってるでございまする」「オレ ちょっともらしちゃった」…なんとかミッションコンプリート。…かと思えば「実は 私もでございまする」“え"え"え"え"え"え"え"”「マジかよ~スゲー!!おそろいじゃん!」「やっぱり 私達 何かで結ばれているでございまする」「えー何 何 腸で結ばれているみたいなカンジ?」「いやだァ~もォ~でございまする」何故か二人の仲は親密に。ケツを抑えながら二人仲良く次の催し物へと向かいます。でも、追うにも近藤が動きません…“アレ?座高が高く…” 「…トシ 誰にも言うなでございまする」 “え"え"え"え"え"え"”近藤さんー!? 「なんてこった まさか アレで引かねーなんて」 うなだれるとっつァん。更に土方は栗子がもらしたのはウソだと見抜き、彼女が七兵衛にゾッコンだということを確信します。部下に引かれてちょっと傷ついている近藤、土方の態度とのギャップが納得いかないみたいです。「トシ…それはアレか…お前はオレが脱糞してどん引きしてたのに…」「近藤さん 俺も引いてますぜ」ダメ押しの沖田。まあ、愛情と忠義は違いますから。 「とっつァん!アレ見ろィ」いつの間にやら脱糞カップルは観覧車へ。「間違いねェ チューするつもりだ」沖田の断言で共に駆け出して行く近藤と松平。松平は携帯で何かを呼びつけています。他方土方、今度こそ止めに入らないとヤバそうなのに、何故か動こうとしません。“土方はん 土方はん”…どうやら京にいた時代の女性達…芸妓さんでしょうか。その彼女たちのことを思い出しているようです。一応モテ要素は備わっている土方。そんな彼に惹かれ女性たちは言い寄ってくることも少なくなかった模様ですが…“土方はん 土方はん…アレ? それ 何食べてはるん?” “お茶づけ土方スペシャルだ 食うか?” 答えた直後にドン引きした彼女らの顔が脳裏に焼きついて離れない土方。外面がよくたって、ほんの些細な事で幻滅して皆去っていく。 『……愛なんて 幻想だと思っていたがな』 そんな諦念の元、今まで生きてきた土方。しかし、それを振り払ってくれる出来事を目の当たりにし、口元には笑みが。 観覧車の中ではいい雰囲気の栗子と七兵衛。だがそこへ黒塗りのヘリが!!「きゃああああああ!」「なんじゃありゃああ!!」出たー!松平率いる「殺し屋侍13」!!「お命ちょうだいする」狙撃銃構えられ最早逃げ場無し!だが、もう一方で観覧車の屋根に謎の人物が一人…「トシぃ!!」「トシぃ? 誰だ それは」 「俺は 愛の戦士 マヨラ13」 土方だー!!「人の恋路を邪魔するバカは 消え去れ」とバズーカ構えてぶっ放したー!!プロペラに見事命中、堀に落ち行く家紋入りのヘリ。「マヨラ13!?」一連の状況がつかめないままの七兵衛。「カッコイイ…」と頬を赤らめている栗子。…ん? 「二人いつまでも仲良くやりな じゃあな」と、恋のキューピットというか救世主気分に酔いしれる土方。”惚れたはれたも悪かねーかもな”それを引き留める栗子の声「待ってくださいませ マヨラ13様!」 「あのォ もう こんな脱糞ヤローとは 分かれるでございますから 私と付き合ってもらえないで ございまするか!!」 え"え"え"え"え"え"え"!? その言葉の衝撃で、脱糞七兵衛と共に堀に落ちてゆくマヨラ土方。 『愛なんて…』 そんなもんなんだよ…。(煽り分ママ) ああ、折角過去の不信から立ち直れたと思ったのに…そんなもん!? 松平片栗虎の愛娘の存在を匂わせておいた、えいりあんVS神楽編のボーナストラックですね。七話ぶっ通して大長編やった後遺症でしょうか。19Pに収まりきれない程の喋くりネタが迸っています。吹き出しと文字ががちんまくなってますよ。扉絵も捻出できないほどに。いやーでもホント凄いわ。ネタと展開の骨組みはわりとオーソドックスで分かりやすいんだけど、基本が飲み込みやすい、それゆえにアレンジ次第で二重三重にも面白く出来るこの妙技。月刊誌だったらP数とかバランスよく出来ただろうに、にしてもよく週刊でここまで纏められるよなあ…。 今回は土方の視点のモノローグが目立っていたんで、最終的には彼がメインだったんですね。最初は只の突っ込みポジションとして孤立しているのかと錯覚しましたが、中盤辺りから判明していく仕掛けになってますね。オールギャグかと思わせといて、段々土方の思いと重ね合わせてゆく、そういう流れが上手いと思いました。でも最終的には土方のこっ恥ずかしい理想も、愛なんて幻想というオチになっているわけで…シニカルな落とし方で見事。 クライアント兼総元締め・ドン松平。お父さんは心配性的なキレ具合が相変わらず素敵。でも後半は真選組に持ってかれちゃいましたね。皆をグラサンで殺し屋侍13にさせるこの統率力というかゴッドファーザーっぷりで今日もお江戸の平和を破壊。護るべきは国よか娘の貞操みたいです。 やんごとなき口調でございまする栗子ちゃん。まんま箱入り娘のお嬢様だったんで意外でした。おかっぱ具合とか着物のミニ具合とかがとっても可愛らしいでございまする。(そしてどうしても数年前の村田蓮爾の絵柄と被って見えてしまいまする)太ももとか、ややぽっちゃりタイプかな?土方に惚れたはいいけれど、またすぐ心移りとかしちゃうタイプなのでは。 名前に似合わずかぶきまくったチャラ男の七兵衛殿。一体どこで栗子ちゃんとやんごとなき仲になったのでしょうか。腸で結ばれたかに見えた仮初めの恋の絆もマヨラーにアッサリぶち切られてしまいました。あの後ほっとけば脱糞が縁で仲はいい方向へ進展していたでしょうに、哀れ。 イニシャルS・ソウゴ13沖田。「ウンコしろ」などと前半こそはいつもの調子でしたが、思いがけずにジェットコースターで「はわわわわ」とヘタレ爆発。Sの血が暴走すると己に返ってくるのでしょうか。上司土方をも嬲りまくっていたあのふてぶてしさは何処。海千山千っぽく恋愛観を語る姿、やっぱり神楽とかぶってますよ。だからマヨラー土方の如く壊したのか。鉢合わせる度のいがみ合いは、マスコットポジションの危機を感じての争いということなのでしょうか。 近藤さん…愛すべきゴリラ13の尻毛がエラいことに。「誰にも言うなでございまする」…多分こうして土方の脳内には誰にも言えない近藤の所業が蓄積されてゆくんでしょうね。「今年に入って13回フられた」全部相手はお妙さんなんでしょうか。つーか今年に入って13回って…単純計算で週に一度はアタックしていたことになりますね。チャラ男、軟弱男嫌いってことは銀時もその嫌いなカテゴリに入ってそうですね。フラフラしてるし、質実剛健や豪放磊落とは逆のタイプだろうし。 実は色恋沙汰に関してはトラウマ持ちだったマヨラ13土方。ストイックだと思わせるようでいて、今まで作中で女性の影というか、匂いすら感じさせなかったのは全てマヨネーズが原因だった訳ですか。てか「マヨラ13」って自称するあたり、マヨネーズへの拘りは相当なモンなんでしょうね。多分栗子ちゃんは笑顔で土方スペシャルな食事に付き合ってくれると思いますよ。口にしないとは思うけど。コンプレックスの裏返しで何気に一番純愛妄想を抱いていた彼ですが、愛なんて…やはりそんなもんなんでしょうかね。 しかし土方と栗子、これからラブコメ的にくっつくエピソードが来たりするんでしょうかね?てか、 537 :名無しさんの次レスにご期待下さい 土方と栗子 土方栗子 ひじかたくりこ ひじ かたくりこ あ、なるほど。こりゃくっつくな。 な、なんだってー!!あー、こりゃありえそうですね…ケツが痒くなるような展開にはならないと思いますが(というか描けないと思います)。とっつァんも一暴れしそうだし。 ●「ウンコしろ」:…便意のないところから脱糞させるのは「しろくろ」時代からの荒業ですね。…ふと思ったんですが、「もらした」って言われたらふつう小の方を連想しない?ねえ?作者的には皆ウンコ?●19p3コマ目「どこへ?」:作者突っ込み?初めてですかね。「しろくろ」時の山本がうつむいているのに「←笑ってる」という注釈があった以来ですかね。ていうかコマに溢れる様々な台詞が作者の突っ込みと同一化して読めたりもするんでそういうのも思い返して読むと不思議テイスト。●巻末コメント:「~みたいな?」何を今更。…みたいな? ※質実剛健 ※豪放磊落 ちなみにコレタイプミスして「合法快楽」という四文字を弾き出してしまいました。こちらはなにやらアヤしい言葉ですね。ダメ!絶対!! 次号でやっとこさ人気投票結果発表! つーか早売りもう売ってるのでUPする事には既読だと思います。 来週も遅れたらごめんなさい。 後手後手が続くようなら感想のスタイル変えるかも。
by gintamage
| 2005-04-18 18:37
| 駄文~感想総括~
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