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ちょびっとだけ改変
●○●○●○●○●○● 恥ずかしくなんかないぞ 何でも言ってごらん ■フリーコメントスペース■ ※メールアドレスはこちら※ ぎんたまげ@excite.co.jp (太字をローマ字変換して下さい) 気まぐれに放り込んでます ◎たまげあんてな◎ カウンタ041115ヨリ設置 ライフログ
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もうすぐ新学期ですね。改めて赴く生活に心機一転したり、初めて迎える未知の環境に戸惑ったり。人が、不安や期待、焦燥などで、歩みを鈍らせ立ち止まり先走る中でも、時は淀むことなく確実に流れてゆきます。歩調を合わせば見えてくる、変わってしまったもの、変わらないもの。そんなこんなでおよそ一ヵ月半続いた神楽親子編も最終回だよ、全員集合!狂騒家族哀涙行進曲。行け、神楽、進め、新八!届け、父娘の愛、伝われ、敬愛の志!泣いて笑って確りと感じる、血の絆、心の繋がり。そして今も、それらを焼き付けるようにして、鼓動は刻まれ続けるのだ。幾重にも、この魂に。 「射撃を止めろォォォ!」 前回のヒキで臓腑より生還を果たした神楽。同時に、中枢に大打撃を受け活動を停止しつつあるえいりあん。しかしまだ松平片栗虎が放つ「松っちゃん砲」の危機が!「とっつぁぁぁん!!」近藤の叫びは松平に届くのか!?「泊める?ふざけるな 栗子はまだ十七だぞ」だが松平のオジさんは娘のことで頭がいっぱいだった!!押しちゃった後はもうどうにも止まらない!!「早く逃げろォ!! おっさんは 一切責任はとりません!」前回『オジさんの80%は正しさで出来ています』ってのたまわっていなかったかこの人!?正しいオジさんから無責任なおっさんにコンバートだ!!(コンバートネタ三回連続) 「逃げろったってどこに」えいりあんの中心は大混乱。新八「メガネメガネメガネ」探してる場合じゃないだろ。「下は無理だ 上だ 上!!」銀時とりあえず真っ先に逃げ道確保。誘導の前に自分が先陣切ろうとしてますけど。それを「酢昆布 返せェェ!!」と遮る神楽!意識が定まらないまま、銀時にマウントボコ殴り。そして今度は銀時の意識が朦朧。「しっかりしろオイ ダメだって 出血が!!」星海坊主、娘のはちゃめちゃっぷりに手を焼きながら、ここまで持ち直して戻って来させる事が出来た、銀時の存在力に改めて驚いています。 「あー 酢昆布だ」止めに入って揉みあっていたらヘルメットがいつの間にか外れていた星海坊主さん、ブチンと僅かに残っていた「お父さんの大事な酢昆布がァァ!!」神楽にごっそり引き抜かれちゃった!!酢昆布はパパの味なのか。無意識に咀嚼を始めた神楽の目は据わっている。「そんなもん食ったらハゲるぞ!」銀時も慌てて止めに入ってます。その背後で無情に光る砲口。「あれ?」振り返ると前面から迫り来る光と轟音。ドォンと、松っちゃん砲、直撃――!! 「なっ…なんてこった まさか…あの連中が」 呆然と呟く近藤。唖然として眺めている沖田。諦めきったかのように煙草をふかす土方。間に合わなかったのか…!?が、軍監の乗組員はまだ生体反応があることを確認。「なんだと?」射撃地点の噴煙の中から見えるのは、なんと「傘一本」で砲撃を耐え抜いた星海坊主の姿。後ろにいる皆も無事だ!! 「ぼっ…坊主さん」「クク…」半分程残っていた僅かな髪の毛と同じくして「俺も焼きがまわったようだ」と笑う星海坊主。「他人を護って くたばるなんざ」そのまま星海坊主は前のめりに倒れこむ。「坊主さん!」これは新八の声ですね。「ハゲッ!おい ハゲ!」これは銀時でしょうね。「ハッ… じゃない 坊主さん!!」新八うつりかけた!でも坊主さんもどうかと思う。言い直した新八に銀時も何か己の間違いに気づいたように再度呼びかける。「右側だけハゲェェェェェ!!」 「いや~一時は どうなる事かと思ったけどね~」 一段落着いたターミナル通用路で、雄々しい顔で記者会見を受けているのはハタ皇子。「得意のカラーテで なんとか乗り切れたみたいなカンジみたいな」懲りてないよこの係長。「7割 余のカラーテチョップで 倒したカンジみたいな」アンタのせいだってのにいつの間にか英雄気取りです。「いい加減にしなされ皇子!」じい、真面目に咎めてるのかと思いきや「8割 ワシのキックで倒しました!」…央国星との友好はまだまだ続きそうです。 「おう おう どうすんだ この死骸の山」えいりあんの残骸の上を歩きながら、真選組はこれからのことが思いやられているようです。ターミナルもしばらく運休。幕府から通告される責任問題にも頭をもたげている始末。今回は貧乏くじ的な立場に。「それにしても 噂通りの化け物だったな」と、星海坊主の常人を超えた戦闘力に、奇異の目を向けたままの土方。「そーか?」一方、近藤は星海坊主の本当の姿を分かっている風な言葉。「俺には 奴が化け物になんて見えなかったけどな 娘を護ろうとじたばたする ただの人の親に見えたよ」 「探し物とやらはみつかったのかね 星海坊主殿」 そんな星海坊主も、一息ついて銀時と連れション中。えいりあんにションベンかける想いを果たし暫しの歓談。神楽は救護斑に治療を受けている模様。頭上の全ての毛を失い、片腕になった星海坊主にも治療を受けろと忠告する銀時ですが「腕じゃねーよ 頭だ」「頭のことしかしゃべってねーじゃねーか」髪の毛の不安は将来の不安なのでしょうか。 「……まァ でもな こいつは両方 俺にとっちゃ戒めなのかもしれねーよ」 何とはなしに、過去にあった悲劇を語りだす星海坊主。今回は神楽の件で髪の毛を失ったのだが、腕を失った原因は息子、即ち神楽の兄にあったのだと。「俺達 夜兎ってのはそういう種族なんだよ…神楽が止めなければ確実に殺していた」それが家に寄り付けなくなったキッカケだったという星海坊主。「家族を壊すのが恐かった…結果 家族なんて あとかたもなく消えちまったよ」 「お前(銀時)に言われてハッとなったよ…あの時俺を止めてくれたのも いつも俺を支えてくれたのも神楽だ…俺はそんな神楽を 何一つ 信じちゃいなかったんだ」父親失格と、全てを吐露しうなだれる星海坊主。そんな彼に、銀時は神楽がしたためていたあの「手紙」を差し出す。 「なんか いっつも コソコソ書いてたぜ」なんと、あの手紙は神楽が父親に宛てたものだった!それを影で銀時はずっと見守ってきていたらしい。住所不定ゆえ送り返されてきた手紙は、全てとってあると言う。今渡した物は、丁度最近書いて送り返されてきたばっかりのものだろう。「これ見てグダグダ言う程野暮じゃねーよな」そう言って腰を上げ、一人立ちあがる銀時。「じゃーな」「!! オイ!」「細けーことは よく分からねーや…けど 自分を想ってくれる親がいて 他に 何が要るよ」 「俺ァ ほしかったよ アンタみてーな家族が…」 孤児に近い生い立ちなのか銀時、つっけんどんな思いやりはそこからきていたものだったのか。「皮肉なもんだな ホントに大事なもんってのは もってる奴よりもってねー奴の方がしってるもんさ」無いからこそ憧れしか抱けない、その存在の大切さは、あるべき場所でこそ意味を成すもの。 「だからよォ 神楽(あいつ)のこと 大事にしてやってくれよな」 一人立ち去る銀時。いつの間にか、その下で隠れるようにして聞いていた神楽。銀時の真意を理解することは、本当の別れを意味するためか、その目には涙。そして新八も、気付けば銀時の後ろからやってきて、ズンズンと彼を追い越してゆく。 「言っとくけどねェ 僕は ずっと万事屋にいますからね」 「家族と思ってくれていいですからね」と小声でオマケっぽく、泣いているせいか、目も合わせずに怒ったように伝えています。水臭すぎる、絶対さみしい筈だよ!!みたいな。お節介な気持ちに隠れている、ただ、まだ一緒に居たいって思いが本音でしょうけど。銀時はその様子を見て溜息をついたあと、照れの為かポリポリ頭を掻いています。「やめるとか 言ってなかったっけ…」 「クク… …大事にしろか」 手紙を読み終えた星海坊主、気付いていたようで今度は下の神楽に呼びかけます。「そういうことだから お父さん これから…お前を大事にすることになったから」答えない神楽に構わず、星海坊主は言葉を続けますが… 「だから 元気でやれよ」 「!!」なんと、それは別れの挨拶。「パピー どうして!…待って パピー!」振り返らずに去ってゆく星海坊主。その背をただ神楽は見つめ続ける。追う事も出来ぬままに。”拝啓 お父さん しばらく会っていませんが 元気ですか…”手紙を読んで、今はここに残すことが即ち神楽の為と判断したのでしょう。”夜兎も侍も変わりません みんな自分と戦っています ここでなら私は変われる気がします…”苦渋の選択をした星海坊主の頬を涙がつたう。”そうしたら お父さん きっと 私を一緒に旅に連れて行ってくださいね” ”…お父さんと一緒に 宇宙をまわって 宇宙一のえいりあんはんたーになるのが私の夢です 神楽より” 「待ってるぞ 神楽…」 その日を夢見 父は一人去る…。 何だァァこの 後引くエンディング!ハッピーエンド!?ある意味重いよコレ。死人とか出ていないけど重い。星海坊主と神楽の別れがちゃんと面を向き合ってないせいか。それに、確かに「何かと戦い続ける人生」ってのは終わりなんて死ぬ時まで来ないもんで、結果より姿勢が大切なんだろうけど、落ちつかなーい!!だからスレで冷たいって言われてるの!?やっぱりこういう結論の持ってき方は少年漫画じゃないよ。いやいつもだけど。まあ、だからこその銀魂、ということで。 えーと、通算全七話?ですか。いや~長かったですね~神楽父娘編。もう先週で私はダレちゃってましたけどね。銀魂だから慣れてなかったというだけでこの有様。でも、この最終話みると分かりますけど、七話分でも十分じゃなかったんじゃないかなあ。構成やエピソードのバランス次第では、このページ数でこの濃度、いくらでも調整つくとは思いますが。ラストに、星海坊主の濃い語りを一挙に詰め込みすぎちゃってたかなあ、と。全体を通しても親父の視点がメインだったと思います。神楽の心境がブツブツ切れて述べられていて、一貫性が無いように見えたのも難。手紙のオチへ続く前置きとしては間違っていないのですが、説明不足だったことは否めないかと。 しかしながら、テーマやモチーフの使い方と処理の上手さには感心。先に最終話に詰め込みすぎちゃってたと述べましたが、星海坊主の葛藤と、それを乗り越えたゆえのつらい選択とかの、心境変化の起伏は良い感じ。神楽の成長よかむしろ親父の成長物語じゃないのコレ?どっちかというと、神楽は人は変われるという強さを示しているわけで。他の面は、親の愛に翻弄される子供でしかなかったかな。あとニクイ演出だなあって感じたのは、半べそで通り過ぎていく新八のやり切れない想いの表し方とか。銀時はやっぱり親なし子だったっぽいですね。干渉していい度合いは親が出てきちゃうと混乱するもんです。やっぱよく分からないと。手紙の伏線もなんかヤラレタ感が強いです。アレっきりかと思っていたらそういう事情だったのか!と。 星海坊主、ついにスキンヘッドに。ていうか回想シーンが桃白白バリの長髪がふっさりしてて笑いました。わざとでしょうね。ひょっとしたら、第三訓の、屍の上に立つ夜兎族の後姿も親父のものだったりして。ふりかけシーンではハゲているのに。アレは母との最後の晩餐だったか。片腕復活したらコブラ並みの武器つけてもらえれば素敵かも。指名手配逃亡中の平賀さんの力で、とか。 兄者はどこいったんでしょうね。今は記憶を失って、地球人として育てられていて、満月の日には夜兎族の血が騒いで…って悟空じゃん!!じゃなかったら…沖田じゃないよね?何度か遭遇しているし星海坊主だって気付くだろうし。なんにせよ、業の深そうなキャラなんで、兄者登場する時は高杉バリにギャグの無いシリアスさとかもありそうで。 神楽は親父や銀時の思惑に振り回されっぱなしでしたね。保護者の意を求める子供スタンス。最初喧嘩沙汰になったのは、手紙が届いてなくて気持ちの疎通が出来ていなかったからこそのお互いの誤解だったようで。母が死んだから家を出たというよりは、夜兎の因果って言う閉塞感から抜け出したかった分もあったんじゃないかなあ。手紙描いてるってことはちゃんと親父のことは思っていたわけだし。そうして実際は優しくて強い子だという星海坊主のお墨付きとなりましたね。手紙には一緒に宇宙をまわるのが夢とか書いてますが、その日が来る前に年頃になって男が出来たらまた大喧嘩だろうな、きっと。 銀時は先だって戦ってくれましたが、補佐の立場っていうのを自覚しているせいか、通じてややおとなしめでしたね。ハゲハゲ連呼するのはいつもの銀時流の親睦コミニュケーションでしょうか。生い立ちが家族無し設定も明らかになりましたが、これが次にどう絡んでくるかも見もの。記憶を失くした天人辰羅族とかね。天人説も捨てきれなくなってまいりました。 新八は新八ポジションなりに大活躍。「家族と思ってくれていいですからね」とか余計なお節介ぶりが如何にも新八らしい。そういや、銀時が動こうとしないときは何かとコイツが世話してますね。メガネなくしちゃったけど。メガネ無いとホントに凡庸キャラですね。 真選組は上の幕府や下の報道対応とかに振り回されて終わってましたね。近藤さんえいりあんコスプレも悉く無駄に。松平、娘の名前、栗子かよ!そりゃグレるよ!!ギリギリアウトだよ!?娘の彼氏殴っとく場合じゃないよ!!!! ターミナルが運休てことは星海坊主は暫く江戸をさすらってゆくわけでしょうか。次回でもうスナックお登勢で酒飲んでたらなんか嫌だな。松平の責任問題はどうなっちゃうんでしょう。マダオ化はありそうでなさそうだけど。長谷川さん現場復帰できればいいのに。どうせまだ無職でしょうけど。あー定春がシメに絡んできたらもっと面白かったかな。蛇足かも知れないけどオマケとして。 ●今週の巻末コメント:袋とじを開けたのは担当さんですか。持ち帰るつもりが置き忘れていったんでしょうね。●アシスタント募集告知再び:…まだ集まってないの?金と暇に余裕があれば是非行きたいです。遊びに。●銀魂公式サイト完成:やっとキター!!と思ったらコレあげてる時点ではまだみたいなんですけど… …で、人気投票結果発表はいつやるんだ?
by gintamage
| 2005-03-29 16:44
| 駄文~感想総括~
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