|
ちょびっとだけ改変
●○●○●○●○●○● 恥ずかしくなんかないぞ 何でも言ってごらん ■フリーコメントスペース■ ※メールアドレスはこちら※ ぎんたまげ@excite.co.jp (太字をローマ字変換して下さい) 気まぐれに放り込んでます ◎たまげあんてな◎ カウンタ041115ヨリ設置 ライフログ
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
先日年越し蕎麦食ったばかりだと思っていたら今年も早一月末。年を重ねるに比例し時間の経つのが速くなるものです。今訓はそんな大人の哀愁漂う男と女の物語、桂小太郎人情小噺。毎度史実をヒントにしつつなぞりきらないアレンジっぷりは見事。面倒を避け上辺だけ拝借してるだけかもしれないですが。ギャグは大人しめに纏めてあるシックな作風です。地味な風味の渋い味付けですがあまり多くは語るまい。静かに余韻を楽しみましょう。 「あ――ちょいと ちょいと は~いちょっと止まってェ」あっ 沖田がお仕事してる!と、チャリ野郎への職務質問から始まったオープニング。土方不在時に部下とコンビ組むときは隊長らしく率先するのは副長の座のための根回しか。「何それ?エロ本?エロ本か?」でも職質はサディスティック。一体何を真選組総出で取り締まっているのやら…「怪盗フンドシ仮面…アレまた脱獄してさァ」下着泥棒かよ。現場復帰したフンドシ仮面、そのうち別のエピソードの挿話でまた登場しそうです。 「僕はトランクス派なんで じゃっ」と、ウザイ尋問から強行突破した自転車の男。そのロン毛の正体は…なんと桂だ――!!自転車漕ぐ庶民的な姿がシュールですね彼の場合。「カーツラぁぁぁ!!」沖田いつも通り躊躇せずバズーカ発射!「…あばよ 桂」大破する自転車にそのまま別れの言葉をかけるも「あばよ」と返す桂は既に屋根の上。しかし逃走する足に傷を負い周囲にはサイレンが鳴り響く。「これで 俺も万事休すか…」寄りかかる家屋の外壁から何かがもぎ取れた。立派なブラジャーだ。壁だと思ったところは二階のベランダ。洗濯物を取り込んでいる妙齢の女性と目が合う桂、涼しい顔して「こんばんわ サンタクロースだよ(裏声)」…サンタは下着を奪ったりしませんよ。 [こんなん 見なかった?]一夜明け、橋の欄干でロンゲのヅラをかぶり桂の消息を求めるほったらかしになっていたエリザベス。最近従順振りが発揮されてますが、ウッチーとの愛は如何に。一方桂、下着ドロと間違えた詫びとして女性からラーメンをご馳走になっています。幾松と名乗る彼女。史実では桂の正妻ですが銀魂では果して・・・!?「俺は桂 好物はそばだ」「なんで好物言った?そば出せってか?」どっちかっていえばそばなんだろうね。幾松、詫びたものの、包み隠さない桂の挙動不審さに寧ろ増える疑惑「鏡見てみ 怪しい長髪がうつってるから」桂、気にせず「天気見てんだぞ」と言い訳しながら見やった外は真選組の厳戒態勢。 「チッ ひどい天気だ」言葉のあやで雨宿りからラーメン修行を口実に変え暇乞いの猶予を求める桂。幾松「そば好きって言ってなかったっけ」桂「似たようなものだ なんか 長いじゃん」幾松「お前にラーメンを語る資格はねェ!!」桂、何処までも理屈がメチャクチャですね。類は友を呼ぶアル。…あれ、デジャヴ? 「い~くまっちゃん げ~んき?」 そんなやり取りの中現われたのはチンピラめいた男三人。どうやら幾松は未亡人で、その亡き夫の弟と仲間で金をせびりに来たらしい。「いらしゃいまっせー」と、何を思ったかウェイターのコスプレで間に入る桂。「いつからバイトなんて雇ったんだ?」「バイトじゃない 桂だ」桂、名前へのこだわりは何処までも。更にチャーハン尽くしのメニューで話の腰を折りまくる。そばの次に思い浮かぶのがラーメンよりもチャーハンな訳ですか?なんと攘夷を気取って明里屋の強盗までしでかしてる彼ら。なおさら金は渡せないだろう。あわや暴力沙汰になりそうなところを救ったのはチャーハンフルコースの前菜、下剤入りのチャーハンだった。厠には桂が「入ってまーす」待ちきれるはずもなく腹痛に耐えながら去ってゆく三人。呆気にとられる幾松。 「母ちゃんアレほしい!」明後日、同じ場所で[誰か拾ってください]と書かれたダンボールの中にいる哀れなエリザベス。そんなペットのことも忘れて桂はラーメン屋「北斗心軒」でバイトに精を出していた。二枚目に華やぐ客のおばちゃんたちと楽しげに会話する姿を見ながら、桂は幾松の打ち明け話を思い出す。『私の旦那 攘夷志士に殺されたの』毛嫌いする理由はここにあったようだ。『目の前の人も救えないのに国なんて救えるわけがない…嫌いなのよ』 「…幾松殿」仇同然の攘夷志士という己の正体を偽ってまで世話になるわけにはいかない桂、呼びかけるも信頼され始めていたのか、店を任せて出前に行っちゃってた幾松。「幾松殿を これ以上 傷つけるわけには行かぬ」ならば黙って去ろうと桂、外に出るも出前バイクは何故かそのまま。 「おーう新入りか? パンの耳食うか?」ロン毛のヅラがボサボサになってしまうほど放置されていたエリザベス、いつの間にかホームレスの仲間入りに。その横を通り過ぎてゆく怪しい籠。中には捕らわれの幾松が!!転がり出ちゃおうよ風通しいいじゃん!!とまあこういう野暮な突っ込みは置いといて…見限った義弟は店諸共幾松をも遊郭に売るつもりのようだ!攘夷なんて名ばかりの、博打三昧の為に。だがそこに立ちはだかるのは… 「ハィ―― ちょいとちょいと お兄さん達止まって」沖田また真面目に仕事してる――!!真選組リターン!今回はテロリストの為の検問のようですが「なにそれ?エロ本入ってんの エロ本?」訊き文句は変わってません。拉致誘拐犯行中のお二人さん、当然強行突破。桂を匿っていると思い部下に命を下そうとする沖田。その横をが通り抜ける桂運転の出前バイク。「桂ァァァァァ!?なんでェェ!?」部下眼鏡もビックリ。してやられた気持ちで苦い笑みを漏らしながら沖田はバズーカを構える。「桂ァ!?」義弟側も桂の正体に気付いた!枕詞は「狂乱の貴公子」桂小太郎。…なんかテニスの王子様とイメージかぶっっちゃったけどそれはそれで納得。バズーカの爆発を背に負いつつ迫る桂!「お客様~デザートの方 お持ちいたしましたァァ!!」デザートはやはりチャーハン。食らわせ倒したところで桂、二人に念を押し聞かせる「二つだけ言っておく 一つ 二度と攘夷志士を語らぬこと 二つ 二度と北斗心軒ののれんをくぐらぬこと」 「この禁犯した時は この桂小太郎が 必ず 天誅を下す」 貴公子狂乱気味にキマったー!!「カーツラァァァ!!」しかし追手はすぐそこに。幾松に十分に詫びる暇もない。「しってたわよ」さらりと答える幾松。「私も アンタと一緒 目の前で倒れている人をほっとける程器用じゃないのよ バカなの」人としての礼を示しているのならば、憎む理由なぞないのだ。「だから 謝ったりしないでよ」「…そうか では これだけは言っておこう」別れ際、二人の口は同じ言葉を放った。 「ありがとう」 それから暫くして、北斗心軒の前にはゴミ箱を漁るエリザベスの姿が。やつれ無精ひげらしきものが見受けられますよ。桂は何処行った!?そこへ飯を食いに現われた銀時、変わり果てたエリザベスを見ても気付いてない。「アラ銀サン 久しぶり」「ん オオ 久しぶりに金が入ってな」常連さんらしいです銀時。「さーて何食うか…ん?」メニュー札の見慣れない品に目が止まる。「アリ?そば なんてメニューにあったっけ?」 「食べてみる?」 ウインクする幾松。 それはかつて桂がそこに居た思い出の証。 書き出してみて、はっちゃけギャグ少ないのが実感できましたよ今回。突っ込みどころが少ないと粗筋しか追えないので。いや~かっこいい話だった~大人のオサレだ。いよいよバンチめいてきたなとは思いましたが。幾松ピンでは地味なキャラかもしれないけど、この一話のために作られたキャラとしてはベストポジション。サバサバ系姐御。史実のように恋仲になるかどうかは分かりませんが、桂のちょっといい話シリーズにそっと花を添える存在としてこれからも登場しそうな気がします。この話が好評だった場合に限ると思いますがストレートにコスプレウェイター姿はファンの期待に応えていたり狙っていたりするんでしょうが、元々不慣れな感じが抜けてないのがなんか笑える。北斗心軒やってくれましたね。次はどんな懐かしいネタでくるんでしょうか。エリザベス、ウッチーには頼れなかったのか。終始桂は全く気にかけてなかったですね。つーかヒゲ生えるんだアレ…。銀時ギャグなしなのも人情分UPさせてるなあ。最後にしか出てきてないし。でも出しただけでもエライと思いました。 ギャグ分は検問コントとチャーハンフルコースぐらいか。関係ないけどこの前友達んとこ行ったらカップラーメン二箱分とか無理矢理持たされちゃった。ずっとカップ麺ばっか食ってましたよ。そして段々お湯温めるのめんどくさくなってきてレンジ使ってたらボヤになりかけた数日前。「茂吉ィィィ!!」ヤバかったよ呼ぶとこでしたよ。そんなことがありつつやっとラーメンフルコース三昧な日々も終わりそうです。でもまた友人とこ行ったら渡されそうだよどうしよう。 やっぱ桂と幾松、交わす会話がアダルトだわ~纏う空気とか。お妙の「私はちゃんとわかってますから」と同じ匂いが。でも桂と幾松の方がより濃厚で近い感じがします。お妙銀時通常時はどうでもいいみたいですが幾松メニューにそば加えてるとこがなんかね。あやしいよね。 そいから、ここ最近で最も絵が丁寧でしたね。新年会とかやってる分の休みとかでリフレッシュした分か。でも折角冒頭ページの沖田ペン入れから力入ってたり(顔部分のみだけど)、桂の二枚目っぷりも丁寧に描かれてるのに最終ページの銀さんのベタ塗り間違ってるよ!気合入れてよ主人公も!! 巻末コメント: 眼鏡ばっかってエリート校なイメージです。眼鏡読切(眼鏡侍・眼鏡のペクトル)がもてはやされるのも分かる気がしました。ガネメシステムとかあるし。
by gintamage
| 2005-02-01 03:25
| 駄文~感想総括~
|
ファン申請 |
||